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02|「リストラ?自分は平気でしょ」は情報弱者の思考【”自己投資時代”の建設キャリア】

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よこりょー@ゼネコン・デベとWeb副業の人

東証一部上場ディベ 建築部門主任

はじめまして。よこりょーです。

まずは、この記事を開いてくれてありがとうございます。

このマガジンでは、紆余曲折あって建設・不動産業界に12年、計4社を渡り歩いている筆者の経験と思考について勝手気ままに綴っています。

簡単に言うと、「キャリア形成」という観点では建設業界に相当の不満があり不満解消のために何をして今のキャリアになったのか、そんなこんなを語ったマガジンです。

「へぇ、こんな考え方もあるんだ。」とか「まさにその通りだわ。」とか、はたまた「いやいや、こいつ何も分かってないな」とか、ご自由な意見を持ちつつ、ライトな感覚で楽しんでください。

ダメだと思ったらすぐポイしてもらって構いません。

しかし、建設関係者にはそれなりに価値提供できる内容になっていますので、マガジンの各記事を読んでいただけたら大変嬉しいです。

マガジン第3弾は"自己投資"をしないといけない時代である理由を解説していきます。

このnoteは全文無料で読めます。
”読んでみて面白かったら”で構いません。
「スキ」を押して頂けたら嬉しくて小踊りします。
是非最後まで読んでみて下さい。

第1~2弾もあります。



過去記事は以下の内容を綴っています。

◆第1~2弾
【第0話】『今の暮らし』と『ゆとりある暮らし』
【第1話】キャリアのスタート地点はどこでもいい
【第2話】キャリア志向の根本
【第3話】キャリアは”バックキャスティング”で考える

建設関係者の悩みと疑問を、内部と外部から客観的に考えてみました。

もし超長時間労働をしている方で、「今の暮らし」に疑問を持っているならぜひ読んでみて欲しいです。

きっとバグった生活から抜け出すヒントが見つかるはずです。

そしてこのマガジンでは『ゆとりある生活』を実現するための具体的な行動も示していきます。

また、”ビルキャリ.”という施工管理のキャリア専門メディアも運営しているので、興味があれば覗いてみて欲しいです。

では、前段が長くなってしまいましたが、マガジン第3弾は「リストラ?自分は平気でしょ。は情報弱者の思考」です。

どうぞお付き合いください。


【第4話】「リストラ?自分は平気でしょ」は情報弱者の思考

私も今でこそ家族と過ごす時間や自己投資の時間を多く取れているが、キャリアのスタートは職人→施工管理。仕事以外の時間は寝て体力を回復するだけ。という生活から始めている。

当時のバグッた生活に疑問を持ったからこそ、行動して今の生活に至っている。

とは言え、私もまだまだ未熟だ。

これからも常に”自己投資”を続けていくことに変わりは無い。

なぜか?

それは、”自己投資”をしないと自分も家族も守れない時代になっているからだ。

これは年代は関係ない。20代だろうが40代だろうが、はたまた60代だろうと、本当に関係がない。

唐突だが、もし「リストラ」と聞いて、自分とは関係ない話だと感じているのであれば、考え方を改めた方がいい。

なぜなら、「リストラ」は今後10年以内にあなたの身に降りかかるかもかもしれない現実的な問題なのだ。

その理由は3つ。

①日本の景気は今後落ち込む可能性が高いこと
②ジョブ型雇用の浸透でスキルの無い人間から切られること
③2020年、建設業界の不況はすでに来ていること

これらを理解すると、「リストラ」は一気に身近なものになる。

それぞれ説明するので是非付いてきて欲しい。

参考:『総合職』には価値が無い!大リストラ時代

4.1『日本の景気は今後落ち込む可能性が高い』

まずはマクロ視点で考える。

日本の今の景気。2021年の今、景気は「良い」か「悪い」かどちらだとお考えか?

答えは「良い」だ。(反対意見が聞こえてきそうだ)

これは景気の良し悪しを「物価」と「株価」で計った場合で言っている。

事実、物価は上がっているし、日本の株価も異様に上がっている。
60円だったガリガリくんは今は70円だし、チョコモナカジャンボだって120円だったのに今は140円だ。(例えがアイスなのは私がアイス好きだから)
日経平均株価は2012年の約10,000円からたった8年程度で約2.7倍の約27,000円の過去最高値にまで上がっている。
つまり過去のデフレを脱却して現在はインフレが起き、景気が良くなっていると言える。

ではインフレも起き、株価も2倍以上になり、景気が良いと何が起こるか。-給料が上がる。

そう、黙っていてもこの8年で給料は上がっているはずなのだ。

しかしそうは上がっていない。

これが現実だ。日本の平均年収は2001年の454万円から440万円(2018年)と、むしろマイナスになっていることをご存知だろうか。比べて発展途上国のタイでは33万円(2001年)から118万円(2018年)と3倍以上に伸びている。

ではなぜ景気がいいのに給料が上がっていないのか?

それは企業が利益を蓄えているからだ。

今、日本企業が社員の給料を上げず、蓄えている内部留保と言われる資金は450兆円と言われている。これは日本経済史上過去最多。企業が株価も上がって儲けているのに、社員に還元しないから、給料は上がらないし景気が良くなった実感も少ない。

じゃあ、企業にもっと出させればいいのだが、企業の立場ではそうもいかない。

なぜ企業は給料を上げないのか?

それは、これから来る株価の下落に備えているからだ。

どう言う事かというと、現在の日経平均の株価は、実は日本政府(安部政権)の政策で意図的に吊り上げられている。だから今後間違い無く暴落するときが来る。そのときに備えて企業は利益を内部留保として溜め込んでいるというワケ。

”政府の政策で株価が吊り上げられている”とは、日銀が日本上場企業株を27兆円購入していることを指している。さらに2018年以降はさらに毎年6兆円を購入することを宣言している。

これはつまり日本株は上がるよ!と宣言しているようなもの。

すると、海外・国内問わず、投資家は日本株に投資をする。この相乗効果でさらに株価は上がる。いわゆるバブル状態。

では今後どうなるか。

「日本株はもう上がらない。」そう投資家が判断した途端、投資家は資金を日本株から移動させる。資金移動が起こると日本株は下がり出す。これに連動して次々と投資家は日本株を売ることになり、日経平均は暴落していくことになる。

このXデーはそう遠くない。

だから企業は景気後退が怖くて給料を上げることは出来ないのだ。

だいぶ話が脱線してきた。

「時を戻そう。」(ぺこぱ)

では株価が暴落すると何が起こるか。―リストラが始まる。

企業の資金繰りが苦しくなると、どうしたって一番高い固定費の人件費を切るしかなくなってくる。

その際に真っ先に切られるのは誰か、再雇用?若手?中間管理職?

実はここに年齢は関係ない。市場価値の低い人間から順に切られていく。そういう時代なのだ。

ここまでの話はまだまだ遠い世界のように聞こえるので、もう少し近視眼的に話を進めていこう。

次は雇用の形。市場価値の低い人間から切られていく理由を、”会社員の働き方の変化”ということから紐解こう。

4.2『ジョブ型雇用の浸透でスキルの無い人間から切られていく』

次の2つの言葉を知っているだろうか。

・メンバーシップ型雇用
・ジョブ型雇用

知っている方は読み飛ばしても良いが、知らない方はこの機に覚えておいて欲しい。今後目にする場面が増えるはずだ。

メンバーシップ型雇用とはこれまでの雇用体形で、人に対して仕事を割り当てていくスタイルの雇用の形だ。

具体的には社員として社内のジョブローテーションを経て、企業の型に適応した企業戦士を育成していく雇用方法。

それに対し、ジョブ型雇用は仕事に対して仕事を割り当てるスタイルだ。

コロナの影響もあって昨今ではかなり広まってきている。具体的には、あるプロジェクトに必要な業務に対し、専門性のある人材へ仕事を依頼して成果を出してもらう雇用方法だ。

簡単に言うと専門家を外注するようなもの。それが社員という形だ。

ジョブ型雇用は欧州では主流で、専門的なスキルを得るために優れた雇用のスタイルであるため、自身の専門性を高めやすい。すでに日本でもKDDI、日立、富士通、資生堂という名だたる大手が導入してきており、コロナの影響で変わる経済に浸透しつつある。

ではこの雇用体形とリストラにどう言う関係があるかというと、メンバーシップ型の雇用をされてきて、専門スキルの無い人間はジョブ型雇用では雇ってもらえない。ということだ。

メンバーシップ型雇用でキャリアを積んできた人材は、企業の各セグメントをジョブローテーションという名でぐるぐる回されることがほとんど。

だからメンバーシップ型雇用で身に付くスキルは、「社内業務の回し方」だ。

これでは専門スキルは身に付かないし、他の企業に行ったら使い物にならない人材に成り果ててしまう。

今までは企業の力が強く、社員が定年する期間より企業が存続する期間の方が長かった。だからメンバーシップ型雇用が成立していた。

しかし今の時代、会社がいつなくなってもおかしくない。会社がなくなれば「社内業務の回し方」のエキスパートは不要だ。

その点、施工管理職などの建設関係の職種は専門スキルを高められる有利な職種と言える。

しかし、施工管理職や建設の専門職はごまんといる。そんな中であなたは他社の施工管理職と比べて専門スキルに長けていると自信を持って言い切れるだろうか?

ここ20年で経済は大きく様変わりした。私がまだ小学校の頃は建設会社も保険会社も銀行も、それぞれ独立した会社が多かった。今はみんな合併してよく分からない名前になっている。

この先の20年で経済がどう変化するかは分からないが、変化することは間違いない。20年後に今の仕事が今の会社で出来る状況にあるとは到底思えない。

ジョブ型雇用になった際は、年齢は関係ない。単純に成果を出せる人間が生き残る。

つまり、今現在会社員で仕事をしていても、専門スキルを高めていないと”リストラ”の対象なのだ。

4.3『2021年、建設業界の不況はすでに来ている』

さらに狭い範囲で話を進めてみよう。

次は建設業界の話。

経済や雇用が変わってきていることに加えて、建設業界にはすでに不況の波が押し寄せている。この記事からも、大手ゼネコンの売り上げ高は2018年をピークに減少している。

これには、3つの要因がある。

・オリンピックの建設特需が終焉を向かえている。
・コロナの影響で不動産投資意欲も落ち込んでいる。
・開発ディベロッパーも資金の投資を控える状況に入ってきている。

そのため建設業界は今後厳しい状況に立たされる。

さらに東京商工リサーチの調査では、今後コロナの影響があるか?との質問に対し、建設業は41.9%が「今後影響有り」との回答で、他産業の2倍~4倍の結果だった。

これまで建設業はバブルといって良いほど景気が良く、ボーナスも高かった。だが、すでに景気の調整局面に入り、コロナの影響も重なって、建設業は不況に陥っていく可能性も高い。

そうなると当然建設企業は生き残りを掛けて、固定費をカットすることになる。”ジョブ型雇用”という、都合の良い言い訳を使って、社員の雇用形態を転換する。

そして使えない人材から順に切っていく。

こういう未来が近い将来起こり得るのだ。

だから、専門スキルを身にけていないと、若かろうと年と取っていようと”リストラ”の対象になる。それが今後10年以内には起こり得る。

まさに家族や自分を守らなくてはいけないときに「働けない」「他の企業へ転職できない」そんな状態になる。

だから、今の時代は常に"自己投資"が必要であり、家族や自分を守るために、専門スキルを蓄えて稼げるようになっていかないといけない。

まずはその意識を持つことを覚えておいて欲しい。


【第5話】建設業に入ったのは失敗だったのか?

ただ建設業界にいると、専門スキルを高め『ゆとりある生活』を実現する。なんて理想を描きにくいことも分かる。

建設業に携わっていると、仕事に忙殺された挙句、転職を考えてみても、"時間はあるけど年収は低い仕事""年収は高いけど時間はない仕事"このどちらかの選択しかないように思い込んでしまう。
転職サイトを見ても、そういった求人しか目に入らないのだから仕方がない。

そして年を追うごとに「建設業に入ったのが間違いだった。」と『ゆとり』を獲得することを諦めていってしまう。

だが本当にそうだろうか?本当に”建設業に入ったのは間違い”だったのだろうか?

私の施工管理に関する考えを発信した記事がある。こちらをぜひ読んでみて欲しい。施工管理の仕事に対する意識が少しだけ変わるはずだ。

私の場合、今では趣味の時間もあり、勉強もし、平日の夜には2歳になる息子と一緒にカラダダンダンを踊り、「可愛い可愛い!」と妻と動画を撮りまくっている。

さらにありがたいことに副業含めるとそれなりの年収に到達し、新卒当時に描いた15年のキャリアを約10年で達成できた。(実はもっと晩婚だと思っていたw)

それも建設に関わる仕事をしながらだ。

ただし、ここに至るまでには様々な紆余曲折がある。
建設作業員経験者ならわかると思うが壮絶な職場環境や、施工管理時代の激務エピソードなど、武勇伝はたくさんある。(もちろんここでは割愛する)

ただ、ひとつ確実に言えることは、「ゆとりある生活のために意味の無いことはひとつもなかった」ということ。

だから間違っても、「建設業に入ったのが間違いだった」などと思わない方がいい。建設業に入ったからこそ実現できるキャリア戦略が実はある。

建設業に入った選択が、今はあなたの人生の時間を浪費させているかもしれない。しかしそれは、『ゆとりある生活』につながるワンステップなのだ。

最初の記事でも書いたが、キャリアのスタートはどこでも問題ない。

厳しい建設業にいても、明るい未来は自分の選択で作っていける。だからこそ、「今の生活」のままでは危ないし、"自己投資"をしていかないといけないのだ。

今回はこの、"自己投資"していかないといけない理由と、建設業だって『ゆとりある生活』を実現する道はある。ということを覚えて今回のnoteを読み終えて欲しい。


一旦まとめ

少し長くなってきたので、今回はこの辺で終えます。

次の記事は、『今の生活』から『ゆとりある生活』へ変えるための具体的なコツを紹介します。加えて、私の経験や考え方をヒントにしてもらえたら幸いです。


もしよかったら、今後も引き続きお付き合いお願いします。

この記事もためになったなぁと思うところがあったら、”スキ”をお待ちしています。

心からお待ちしてます。

最後にひとつ。実はひっそりと公式LINEも開設しています。
かなりフランクな感じで情報発信やキャリア相談しているので、興味のある方はぜひ登録してみてください。別に変な売り込みとかはしません。
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ビルキャリと言う施工管理のキャリア戦略専門メディアも運営しているので、興味のある方は覗いてみてください。

では、今回はこの辺で。

ご拝読ありがとうございました。

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よこりょー@ゼネコン・デベとWeb副業の人

東証一部上場ディベ 建築部門主任

東証一部上場の大手不動産デベロッパーで建築部門に勤める33歳です。 新卒から建築を軸にキャリア構築。 大工 →建築施工管理(ゼネコン) →建築品質管理(デベロッパー) を経験してお...

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