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複業フリーランスの1番のデメリットは「安定しないこと」なのか|フリーで働くデメリットに答えます

  • フリーランス

さつき

HR DOCTOR 個人事業主

2019年9月に会社員を辞め、フリーランス(個人事業主)の複業家として活動しているさつきです。フリーランスとして複数のプロジェクトに参加する働き方が話題になるとき、必ずと言って「フリーランスは不安定だから大変」という声を聞きます。

多くの場合、フリーランスは次の2つの観点から不安定と指摘されやすいです。

社会保障(社会保険)の不安定さ
収入の不安定さ

たしかに私も当初は、フリーランスとして収入が安定するか不安はありました。しかし、最近では「フリーランスのデメリットは社会保障や収入面だ」とデメリットが一部分に決めつけられることに違和感を覚えました。

そこで今回は、開業から2年弱での経験や複業仲間の話をふまえながら、フリーランスのデメリットについて深掘りしていきます。

これからフリーランスを目指している人、複業の働き方が気になっている人、または複業フリーランスに発注をしている企業の皆さまの参考になれば幸いです。


▼副業会社員から複業フリーランスになるまでの大変だった話、実体験はこちらでも公開しています。


複業フリーランスのデメリットに1つずつ答えます

「複業 フリーランス」と検索して出てきたデメリットに回答する形で、「本当にデメリットなのか?」「やってみて実際どう乗り越えたのか?」など書いていきたいと思います。

デメリット:◎◎
A(Answer):◎◎という対処法がある

といった形で、デメリット・懸念点に答えてみます。


デメリット1.自己管理能力が必須

フリーランスの中でも複数案件を多く担当する人は、たしかに自己管理能力が求められるのはデメリットになり得ます。

A.やらないことを決める、人に頼る、カレンダーアプリやタスク管理ツールを使い倒すなど

私は以下の方法で自己管理をしています。
・Googleスプシに案件一覧表を作りチャットワークまたはSlackの自分専用ページに貼る
・アナログを併用する=ドンキで購入したウィークリーノートに会議予定やタスク納期を書き出す
・Googleカレンダーとタイムツリーのダブル使い(zoomではなくGoogle Meetを使用するため)

今でもタスク管理は苦手なので、日々たくさんのやり方を試し改善し続けるのが大事。

また、自己管理というと「朝決まった時間に起きる」「ダラダラさぼらない」などの生活面の管理も求められます。

A.絶対休む日を決めて、コワーキング契約

・ダラダラさぼる=ダラダラエンドレスで働く⇒ならば強制休暇を作る。休みの日は意地でも仕事しないこと。どうしても働くタイプの人は、絶対にスマホPCから離れられる銭湯、ジム、プール、ジョギングなどもおすすめ。
・コワーキング契約=月契約することで絶対使わないともったいない気持ちが発生⇒行くまでに着替えたり化粧したりするのもリズム維持には重要
・家族に頼む⇒朝起きれないので家族に起こしてくれと頼む 
・面倒でも日々働いた時間を、ノートやExcelなどに書き残して時間調整する


デメリット2.自由時間が減る

恐らく会社員+副業の場合は、会社員の労働時間を削りにくいので自由時間が減るデメリットはあります。ですが、複業フリーランスになったからといって、絶対に自由時間が減るわけではありません。

A.会社員なら残業を絶対しないと決めるか、副業する時間を決めるか

自由時間が減るなら、働く時間に規制をかけるしかないです。もともと残業が多い人なら、日中の効率を上げて残業ゼロを目指して下さい。実際、私は会社員時代に残業は絶対せずに副業時間に充てたかったので、日中は恐ろしいほどの集中力で業務に励みました。
または、副業する時間を「朝1時間だけ」「毎週~曜日だけ」と決めたり、副業取引先を吟味して「無駄なチャットやり取りが発生しづらい」案件を選ぶのも手です。


デメリット3.個人の責任が増える

責任のとらえ方次第ですが、実際に個人の責任は増えます。たとえば、私のように名前出しでSNSをしたり、記名記事のライティングをしたりする人が、プライベートでやらかしたことが仕事にリスクを与える可能性はあるでしょう。

おそらく、複業フリーランスの皆さんは個人で仕事を完結させる場合が多いですよね。そのため、体調不良で業務に集中できなかったとか納期を間違えたなどの失敗は個人(自分)に返ってくるのでデメリットともいえます。

A.責任が増えてストレスを感じやすいなら早めに相談相手をつくる

・家族に相談する(仕事の利害関係がないので)
・同業かつ取引先ではない知人をつくる(SNSがあればいくらでもつながれる)
・キャリコンやコーチングサービスに申し込む(有料なら一定の質を期待できる、ただし担当との相性次第)
・SNSの用途を事前に決める(公開SNSはクライアントに見られている、どうしても自由にやるならクローズドの場で)
・取引先を頼る=無理に一人で抱えないこと。フリーランスの自分にはここまでしかできないと正直に伝え、取引先とチームを作り、一緒にプロジェクトに望む姿勢も超重要
・自分のメンタルの限界を知っておく(責任の重さにギリギリまで耐えようとしてはならない)
・フリーランス向けの賠償保険への加入を検討する

私は病みかけたとき、bosyuやTwitterなどを活用して、先輩起業家やキャリコンの知人に壁打ちしてもらいました。今はいつでも話せる同世代の友達を拠り所にしています。


デメリット4.両立できない・コミットメントできない

複業フリーランスだと、仕事をうまく両立できないし、1つの案件にコミットできないという意見もありました。一見、これは複業フリーランスのデメリットですが、本質は「自分の能力を適正に把握できていない」ことだと考えています。

A.なぜ両立できないのか?を考えよ

・複業してると両立できないのがデメリットと言う人は、本質課題から逃げていると考える⇒なぜ両立できないのか。何をもって両立できたと言えるのか。「両立」に求める基準が高すぎるのではないか、案件の選び方が悪いのではないかなど、課題の因数分解をしてみましょう。おのずとやるべきことはクリアになります。
A.コミットできないと考える前に、何にどこまでコミットするのかを決める

・完璧主義者だと精神的にきつくなる。世の中に完璧な仕事は存在しない。「コミットできない」と嘆く人は、そもそも「コミットできた」の基準も曖昧です。
・フリーランスは事業者なので「コミットするかどうか」ではなく「売上があがったかどうか」で考えるのも良いかと。ドライに聞こえるかもしれないですが、「コミットしたい」という思いは自己満のケースもあります。心配であれば、取引先から数値で確認できる評価基準など決めてもらうのも良いです。独りよがりで「なんとなくコミットできてなくて嫌だ」と、うだうだいうのは時間の無駄です。


デメリット6.FBしてもらえない

複業フリーランスは、会社員のように人事考課もなく、昇給・昇格もありません。フィードバックの機会の少なさがデメリットと感じる人もいるでしょう。

A.FBがないと頑張れないならFBが欲しいと伝えればいい

・仕事をするうえで「ほめられたい」「評価されたい」と思うのは自然なことです。どうしてもFBがほしいなら、素直に取引先に意見を求めてみてはいかがでしょうか。だめ出しをもらうと精神的に耐えられない人は、「FBの際はよかったところ・悪かったところをどちらも教えてください」と伝えると良いです。
・Googleフォームなどのアンケートを作成して取引先に送れば簡単です
・FBは誰かにもらうものと、自分自身で行うものがあります。四半期に1度は、必ずキャリアの棚卸しを実施し、職歴書を作成し、事業売上や今後の方針など書き出してまとめます。そして自分自身にFBを行いましょう。
・自分の実績や努力したいポイントを書いて公開する⇒noteの記事などで、振り返りを投稿するのはどうでしょうか。定期的に、知人などに読んでもらって感想をもらうのもFBの一つです。


デメリット7.社会保障がない

これはもっとも多くの人が、デメリットと言ってくるテーマです。果たして本当にデメリットと言いきれるのでしょうか。

A.心配なら社会保障制度を調べる、これに尽きる

・周りから言われてなんとなく不安になってませんか?まずは社会保障制度を知る努力をしてください。社会保障のなかでも社会保険と税金の仕組みは、自営業を行う以上、必ず自分で調べるべきです。
・会社員の社会保険=厚生年金・健康保険(介護保険)・労災保険・雇用保険。個人事業主は労災と雇用は基本的にはありません。厚生年金はなく、国民年金の一回部分のみ、そして健康保険は国民健康保険に加入します。
⇒つまり、まったく保障がないわけではないので、不足分は民間保険などでまかなえば不安は解消できます。また、フリーランスにしか使えない制度や、節税対策も可能な保険制度もあります。

一気に覚える必要はないので、まずは社会保険の本を1冊読むなり、調べる努力が重要です。(正論かもしれないですが…)


デメリット8.税金関係の手間がかかる

皆さん、口をそろえて確定申告が大変で、しんどくて、つらくてデメリットすぎると言い過ぎではないでしょうか。

A.本当に苦手ならアウトソースをする、それ以外はfreeeで充分

・何の勉強もせず個人事業主になりましたがfreeeの基本入力さえできれば確定申告はできます。個人事業主向けの確定申告の書籍も後から読みましたが、結局は知人に軽く聞いてfreeeのサイトを検索して対応できました。
・初年度は、確定申告後に14万円ほど税金還付されています。一定の収入までは、源泉徴収している案件が多ければ還付される可能性が高いです。
・仕入れがあまり発生しないライターなどの仕事は、税金手続でやることは確定申告くらいでしょうか。どうしても怖ければ税務署に電話するなり、相談予約を申し込んだり、経理システムのCS問合せたりしましょう。
・税務に嫌悪感がある人は、税理士にアウトソースするといいです。それでもデメリットだ!と思うなら、そもそもフリーランスはやめた方がいいです。事業者なので税務は絶対に逃げられません。


デメリット9.収入が安定しない

最後に、複業フリーランスの収入が安定しないのはデメリットという点についてです。半分正解で、半分不正解だと思っています。

A.何をもって安定ととらえるか

・会社員で長くお勤めでも、整理解雇や賞与カットなどはあり得ます。個人事業であれば、目の前の事業がうまくいかなければ早めに自分で方向転換できるので安心という見方もあります。
A.固定報酬で安定したい

・毎月決まった額を得て安定したい人は、「派遣+フリーランス」「バイト+フリーランス」「週数回の社員+フリーランス」の検討もおすすめします。または、ブログやYouTubeのような不労所得とちまたで人気なものをやるとか、株式・投資などにチャレンジするのも良いです。
・半年や1年単位で契約する⇒月ごとに取引先と契約すると、不安定要素は大きくなります。心配性な方は、契約をとる際に意識して中長期契約の提案をしてみてください。もちろん時給報酬ではなく、固定金額報酬で交渉しましょう。
・複数スキルを掛け合わせる⇒私は「保険・採用・労務・販売・web業界」といった経験×「営業・店長・ディレクター・編集者・ライター・人事・広報」などのスキルを掛け合わせして案件創出しています。おそらく、営業だけ得意でも、売るものがなければ続きません。自己分析を日々行い、自分のスキルセットを言語化していきましょう。
・適度に複数の案件を掛け持ちする⇒リスク分散です。ある日突然、担当プロジェクトがなくなる可能性はゼロではありません。私は10~15案件の掛け持ちをしていますが、最低でも2~3案件あると安心です。


最後に

フリーランス、複業家のデメリットを調べていると、他にも以下のような話題も見つかりました。

クレジットカードがつくれない
家のローンが組めない
仲間がいない
大企業案件に携われない など

この辺りの対処法については、後日追記したいと思います。

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日本生命で大手企業の従業員向け個人営業。大量離職や昔ながらの女性組織が肌に合わず1年1か月で早期離職。挫折経験。 心理的安全性の高い職場を探し、カフェに転職するも人手不足に直面し14連勤ワ...

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