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就活生はよく目にするであろう「就職活動マナー」について書いてみるよ

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えんどう≒遠藤涼介

株式会社アシスト 人事広報(営業本部付)

 これからの時期、就職を控えた学生たちは存分に背筋を凍らせながら訪問のうえ、扉をノックし、お辞儀をした上でカバンを椅子の傍らに置きつつ、挨拶をして座るのだろう。その懸命に記憶したマナーとやらは「誰のために」覚えるものなのか。

 どうも、えんどう @ryosuke_endo です。これまでに学生の就職支援も行ってきた立場でありつつ、企業側で新卒や中途も含めて採用に携わる立場だったことを踏まえ、改めて就職活動マナーというものに警鐘というか疑義を呈したいと思う。

▶︎ いわゆる就活マナーは就職/転職活動の本質ではない

 根本的に就活マナーとやらは就職や転職活動における本質ではない。あくまでも採用に至るかどうかの添え物程度であり、それが主役になることなんてない。間違えてはいけないのが、就職活動や転職活動における主軸は「採用されること」である点であり、それ以外にはない。

▷ マナーは食い扶持コンテンツである。

 では、マナーが必要な場面とはいつ、どこで訪れるのだろうか。以下、Wikipediaに記載されているマナーの意味から察するに、人に不快感を与えるかどうかが分水領であることが理解できる。パッと思い浮かぶのは食事の際にあると言われるテーブルマナーぐらいなものだが、僕はそれをあまり知らない。そして、そこまで気にして食事しなければならない場所に足を運ぶ機会はないだろうから調べるつもりもない。

マナー英語: manner)とは、人と人との関わりで当然その場面でしかるべきとされる行儀・作法のことを指す[1][2]。これは自分一人のとき、他に見ている人が誰も居ない場合でもそれを守ることが望ましい価値観であるが、その場合は「マナー」ではなく「道徳」(モラル)として論じられるのが一般的である。

Wikipediaより
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%8A%E3%83%BC

 今回の主題である「就職活動におけるマナー」については、大手就職情報サイトであるリクナビやマイナビにもそれなりのスペースを確保して記載されており、大きなコンテンツとなっている。

 これを踏まえると、採用側も「就活マナー」とやらがあることは把握せざるを得ないわけだが、正直なところどうでもいいだろう。むしろ、そもそもマナーが何たるかを決めるのは誰でもない

 しかし、ノックの回数やお辞儀の角度、カバンの置き方などをくどいほどに説明するコンテンツは無くなることはない。なくなってしまっても問題ないと考えている人は多数いるはずなのに、何故なくならないのか。

 単純に、それで食べている人がいるからだろう。マナーと呼ばれるものは一つの食い扶持コンテンツとなっており、それを指導する立場にいる人間は相応の対価をもらいながら教えを請う人たちに教育・指導する。

 それ自体を否定するつもりはない。食い扶持があること自体はすばらしいことである。それを見定めて食い扶持にしようと観察眼というかガメツさも立派なものだし、それを突き詰めて相応の対価を得られるような認知活動を行えていることも含め、逞しさを感じる。 

▷ マナーが守れなくても採用されることはあっても…

 繰り返しになるが、そもそもマナーが守れるかどうかによって採用が左右されるのかといえば「絶対にそうだとはいえない」はずである。なぜなら、それは本質ではないからだ。

 マナーを守れることを一つの項目的に評価をすることはあったとしても、それが決め手になって採用されることもなければ採用の予定が破断となることもないだろう。

 業種や職種によっては、対人的なスキルを求められる職業であれば、それによって「対人サービスを提供するうえでの最低限な準備」として求められることもあるだろうが、応募者側は応募前に必要かどうかをきちんと把握するだけの情報を提示されるだろうし、採用側もあらかじめ提示するはずだ。

 しかし、少なくない企業で応募者が来社したりオンラインでの面接を踏まえて思っているのは「不快な人間かどうか」でしかないだろう。

 そもそも採用の担当者が不快に感じる人間が面接を受けにくるのだとしたら、会社の採用要件を考え直すべきだろうし、そんな人間が受験に来てしまうようなスキを見せてしまっていることの証左でもある。しかし、優秀な経歴や経験を持っている場合、マナーがどうだとか関係ないだろう。

 会社組織は事業を成長させること、売上を高めて利益を出すことを求められる営利組織であるから、「マナー」とやらが守れているかどうかによって優秀な人間を採用しないなどという愚行をとる企業はないはずだ。

 何度も繰り返すが、マナーとやらは就職・転職活動における重要事項ではない。必死に覚える必要などないのだ。

▷ あなたがすべきは「必要かどうかを判断してもらうこと」

 仮にあなたが応募者側だったとして、あなたがすべきことはマナーを覚えることではない。相手先(採用側)に自分が必要であると判断してもらうことだ。

 活躍できるかどうかなどを面接やSPIなどで評価できるはずもなければ予測できることもない。そんなデータはGoogleですら持っていない。それだけ採用というのは難しい。

 しかし、あなたが採用側である企業に「自分がいかに役に立つ人間であるのか」を勘違いさせることはできる。幾度かの面接を踏まえて「知らない人の前で話す機会」を経験し、自分の経歴や経験を「盛れる」ようにする練習をするのだ。

 それにより、ワンチャンあなたを「もしかしたら自社で活躍してくれる人材なのではないか」と勘違いしてもらう可能性を高めることはできる。これをいうと語弊があるかもしれないが、極めて重要な事柄である。

 採用側は「演技をしてまで受かるやつなど…」とか思ってしまうかもしれないが、いわゆる面接という機会は本番である。その本番に自分を大きく見せれることすらできない人間が会社の重要なプロジェクトを進行する際に頼りになるのだろうか。

 いわばパフォーマンスを発揮してもらう場なのだから、得てして自らを表現することを丁寧にできることの証左として大きく見せることはできるに越したことはないだろう。

 誰にも「入社後に活躍できる人間」を見抜くことなどできないのだから、「必要だと判断してもらうこと」は決して悪ではない

 そのための準備をすることは大いに認められるべきだろうし、間違ってもマナーとやらに注ぎ込むだけの時間があるのであれば、そちらに時間と労力を割いた方が有益なのは間違いない。

 「ノックが2回だったからダメ」とか「カバンの置き方がなってない!」、「声がちいさい!」などなど、そんな理由で採用されない会社なのであれば、むしろ行かなくていいのだから。

 ではでは。

えんどう

▶︎ おまけ

▷ 紹介したい関連書籍

 たしか以前に書評というか感想文を書いたのだが、これはあまりにもおもしろすぎるというか、採用などに関わる人たちは目を通すべきだろう。これが日常的なブログに掲載されているのだから世の中には素晴らしい人材がいるものである。

▷ 著者のTwitterアカウント

僕の主な生息SNSはTwitterで、日々、意識ひくい系の投稿を繰り返している。気になる人はぜひ以下から覗いてみて欲しい。何ならフォローしてくれると毎日書いているnoteの更新情報をお届けする。

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